Monaco real estate / モナコの不動産
モナコ / Monaco
小さい豊かな国、モナコ:
モナコ公国はフランスの地中海沿岸にある独立都市国家です。高級カジノやヨットハーバー、年に一度モナコ市街地で開催される名高いモナコ グランプリで知られています。中心地区のモンテカルロには、エレガントなベルエポック時代のカジノ施設や、華やかなモンテカルロ オペラハウスがあります。また、豪華なホテル、ブティック、ナイトクラブ、レストランが立ち並んでいます。「お金持ちの国」としても有名で世界各国の億万長者が訪れる国でもあります。物価は日本に比べかなり高額です。公用語はフランス語ですが、都市国家として独立しており、独自の統治機関をそなえています。不動産価格もけた違いの価格で取引が行われ投資についても注目されています。世界で2番目に小さい国であるにも関わらず富裕層が集まってくる特別な国です。
モナコの気候:
モナコは年間を通じて、晴天が300日以上あると言われています。南フランス地方はもともと地中海性気候で晴天が多いのですが、海と山に囲まれたモナコは、ミクロクリマと呼ばれる極小気候帯で、特に温暖で雨が少ないのが特徴です。日本に比べると陽射しは強いですが、乾燥しているので気温が30度を超えても日陰に入れば爽やかです。現在でも一般家庭にほとんど冷房は設置してなく、窓やシャッターの開閉で温度調整をして過ごしています。雨の少ない土地柄、屋上や屋外テラスで過ごすことが多いのも特徴といえるでしょう。雨はほとんど長く続かないので、多少濡れても気にしないという大らかさもあります。夏のシーズンは、気温はあまり上がらなくても、陽射しはとても強いです。日焼けを好まない方は、日焼け止めクリームが必要です。現地の方々は比較的日焼けを好まれるので、積極的に肌を焼かれている方は多いですが、陽射しが最も強い12時~16時頃は日陰で過ごしている方がほとんどです。夏用の帽子とサングラスを使用している方は多いですが、日傘や日焼け止め防止の手袋をつけている人はいません。
富裕層の集まるモナコ:
モナコ公国の人口比は、フランス国籍者が約半数を占め、モナコ国籍以外の外国籍者が合計で75%も占めるといいます。モナコの市民権を持つ人は25%程度に過ぎません。そして、外国籍の移住者のほとんどが富裕層です。その背景には、モナコでは居住者に対して所得税を課さない「タックス・ヘイブン(税金天国)」の一面があります。例えば、海外で高収入を得ている人々が、モナコに住んでも、所得税が発生しないというわけです。そのため地中海に面した美しい街には、世界中から億万長者が集まってくると言われています。ただし、隣国のフランス国籍者に限っては、免税目的の移住者層の増加を防ぐためにも、フランス政府に税金を収めるという決まりがあります。
モナコの治安の良さ:
モナコはセレブたちから愛されてやまない国の1つです。その理由はいくつかありますがまずは治安の良さです。60人の1人の割合で警察が配備されており、犯罪ひったくり等がない国でもあります。税金の免除などもありビジネスのためにモナコの不動産を所有している人もいます。モナコの不動産が高いことは想像がつくと思いますが、どのくらい高いとかいうとお隣フランスの3倍から5倍という高さになっており、物価が高いフランスの共稼ぎ世帯でも到底不動産購入が難しいくらいの価格帯です。高いお金を支払っても安全を確保したい人、節税目的などさまざまな目的でモナコは注目を集めており、近年若干不動産価格は下落傾向にありますがそれでもまだまだ高嶺の花でもあります。
モナコの不動産会社の多さ:
モナコの人口は3万人前後ですがこれに対してモナコ内の不動産会社はなんと120店舗以上あり需要の高さが伺えます。しかし、日本人がモナコで不動産を購入したい場合、言葉の問題や商習慣の違いなどもあるので、海外取引になれていらっしゃる方でもご自身ではなかなか難しいのが現状です。不動産会社の手数料は売り手から5%、買い手から3%となっています。またその他に付加価値税19.6%の支払いもあるので購入に際してトータル22.6%の手数料がかかります。
モナコの不動産を購入可能?:
可能です。モナコの銀行で資金を借りることは可能ですが、不動産の80%までというケースがほとんどです。金利は銀行によって異なりますが、だいたい6%前後となっているので日本の銀行を利用したほうがメリットが高いといえます。
SCI不動産民事会社の活用:
モナコではSCI不動産民事会社の株を活用して不動産購入をする人も少なくありません。なぜこのような方法がとられているかというと、法人の取引会社の売買の場合、不動産の売買の際に発生する公証人の費用支払いが免除されるためです。また購入者の個人名を伏せて購入できるといったメリットもあります。モナコでの不動産民事会社は1400を超えると言われており利用率の高さもうかがえます。
不動産取得の税金:
モナコでは不動産取得の税金が非常に優遇されているのも特徴です。不動産税や住民税、財産税、相続税などの納税の必要がありません。また不動産の価値が上がった際の利益なども税金の対象になっていないので税金面でかなりメリットがあることがわかります。
モナコに住みたい:
一般的には、モナコのプライベートバンクに約100万ユーロ(約1億2000万円)を預ければ、銀行が「この方は十分な資産があり、働かなくてもモナコで生活できる人です」という証明書を発行してくれて居住権を発行してもらえます。不動産の購入につきましては、モナコは比較的スピーディに行うことが可能です。海外旅行を頻繁にされる方であっても独自に現地不動産会社とやり取りをするのは難しいかもしれません。物件購入から、購入後に内装をリニューアルしたい場合なども一貫してご対応させていただきます。お気軽にお問合せください。